デジタルGXR再び

デジタルGXR再び
2009年にSFCで学ぶ娘に付き添い、衝動買いしたGXRは、最初作品制作に使用する機会はありませんでした。メインの6×6フィルムカメラなどと一緒に持ち歩きましたが、デジタル描写特有の奥行きの無い平板な描写には困り果て、フォトショップでの画像補正を試みてきました。フィルムに比べ様々に異なる描写の中でも、画像の堅さ、不自然な被写界深度の終わり方、意図的と思われる画像輪郭と無限へのデフォルトでのアンシャープなど、フォトショップのバージョン2から使い始めた意地のあり、試行錯誤を繰り返しましたが納得出来ずに終了。放り出したGXRは、娘が大学研究室に持ち去っていた時期もありました。
昨年A12マウントの発売に閃くものがあり購入。エムユーケイ カメラサービス横浜関内の小菅さんのアドバイスもあって、ナチュラルな描写が出来るデジタルカメラが出来上がりました。エムユーケイhttp://blog.monouri.net/
◯ 純正GXRレンズはすべて処分
◯ A12にニコンレンズ用マウントアダプターを取り付け
◯背景描写の珍しく美しいニコン28ミリを42ミリとして使用
◯ NOKTON CLASSIC 40ミリ、WIDE-HELIAR 15ミリをAPS換算で使用
◯ APS受光素子ではフィルムレンズは極端に被写界深度が狭くなります。
◯ タイトな被写界深度には戸惑いましたが、良く言われる“ボケ味”とは相違する写真表現には有効な“にじみ”光学結果です。
◯ この新しい画像も、レイヤーのべた塗りなどフォトショップの補正作業が必用です。
◯ ローパスフィルターを持たない鮮明な画像は、6×6モノクロームデータからモノクロームプリントを起こす私の仕事には最適です。
◯ モノクロームデータはカラー画像から起こします。
◯ ローパスフィルターを持たない画像には偽色がしっかり現れます。フォトショップで対応しています。“段続ぎ”“もわれ”はほぼ現れません。
◯ このような撮影ではフィルムカメラとデジタルカメラの思想が偶然にも露になるようです。
※ カメラ好きが氾濫する状況では、マニアとも名指しされますが、ナチュラルで個性的、美しく時代性を持つ写真を対象とする芸大生は、この程度工夫は当たり前、安易にトイカメラなどに親しんではいけません。
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